Lazy Bear

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ピエロがお前を嘲笑う

連邦情報局を始めとするありとあらゆる場所にハッキングを仕掛けた集団「CLAY」。そのメンバーの一人であるベンヤミンは、かつて事件の担当者だった捜査官の元へ出頭する。ベンヤミンはユーロポールにまでハッキングを仕掛け、その情報を使って大物ハッカーを罠にかけようとするも失敗、逆に自分以外のメンバーは射殺され自分自身も命の危険に晒されていた。ベンヤミンの目的は、証人保護プログラムによる身元の安全。しかし彼の証言には穴が幾つもあった。


ドイツで大ヒットしハリウッドリメイクが決まっているという本作。ストーリーは、ハッキングを濃密に描いたものです。ハッキングによる征服感で増長していった主人公達がマフィアに追い詰められ警察に保護を求める、しかし証言には穴がある、そういった展開から宣伝では「この作品には絶対に騙される」系の文言が良く使われています。
内容はとにかくハッキングが中心なのですが、これが単純にパソコンだけで完結するようなものではなく、実際に行われている有名な手口を広く登場させていました。特に重点を置いているソーシャルハッキング、人間を標的にしセキュリティを突破する方法がいかにもそれらしくて面白く思いました。こういった点はかなりリアル寄りのように思います。
そして肝心の騙し要素ですが、確かに予測するのは難しいラストだと思います。最初からそれらしい伏線やサインを出し、そういう方向へ誘導していることもあります。ただ、それを言ったら身も蓋もないというのが正直な印象でもあります。この部分に関してもリアルに寄せたのかも知れません。

オススメ度は4。ハッキングものは専門知識が無いと楽しめないと思うのは大間違いで、本作はそんなもの無関係に楽しめます。セキュリティ意識を高める参考にもなるかも知れなくもありません。

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