Lazy Bear

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スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

平家の落人によって作られたとある寒村、そこに平家の遺産ブームに乗った平清盛が率いる平家のギャングが押し寄せてきた。傍若無人の振る舞いで塚や墓を掘り起こす彼らだったが、そこへ追い討ちをかけるように源義経率いる源氏のギャングがやって来る。対立する彼らの抗争から身を守るように村人は次々と村を捨てていき、村は寂れる一方だった。
そんな村にある日、一人の凄腕ガンマンがやってくる。


三池崇史監督の最新作。
タイトルといい設定といい、往年のマカロニ・ウェスタンを髣髴とさせる内容です。

西部劇に和風テイストを織り込んだ独特の世界観を作り出してます。結構エンターテイメント的には面白いかな、と思ってたけれど、割とナンセンスなギャグも多く気が萎えるシーンもチラホラ。ストーリー自体は何の捻りも無く、王道といえば王道のやり取り。大体予想出来るレベルです。
伊藤英明や伊勢谷友介のアクションは中々見栄えがして良かった。それと佐藤浩市がコミカルな役柄を演ずるのも珍しい気がする。タランティーノがこの胡散臭い世界観にマッチしているのはきっと、本人の持つ胡散臭さの賜物でしょう。

しかし、ラストの主人公のあのセリフだけはイマイチ戴けないな。

オススメ度は3+。若干グロい描写もあります。見る人を結構選ぶ内容なので、ネタ好きの人と行くのがいいかと思われます。

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