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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

アベンジャーズの活躍は世界中で行われ人類の平和に貢献してきたはずだったが、その一方で彼らの独断行動により一般市民に被害が及び、彼らを脅威とみなす声が増えていく。これを受けてアベンジャーズは国連の管理下に置かれる事になり、それについての同意を求められる。トニー・スタークはこれを了承するものの、リーダーであるスティーブは拒否、他のメンバーも半々に分かれる。
メンバーの欠けた中で行われた調印式だったが、そこで再びテロが起こりワガンダ国王が死亡する。


人気のマーベルコミックスの映画化シリーズ。作品はキャプテン・アメリカの続編という扱いですが、ストーリー的にはアベンジャーズ2の続きとなっております。
今回はチーム内での意見が分かれ対立するという内容ですが、正直なところトニー・スターク側の方の言い分が最もに聞こえて仕方がなく、キャプテン・アメリカはリーダーという立場でありながらろくに意思決定も出来ず問題をこじらせているだけのように見えました。トニーも結局のところ従う所は従うしそうでない所は従わない要領良い立ち回りをしており、だったら初めからみんな従っとけば対立しなくて済むのでは?という致命的な疑問が最後まで拭えませんでした。
アクションシーンは正直なところイマイチでした。スパイダーマンにアントマン、ブラックパンサーと参戦し非常に良い登場人物達なんだけれど、どうもみんな最後の一線は超えないよう手加減をしているようにしか見えませんでした。結局のところはヒーロー側同士で戦っているから、本気で倒しにはいかないという不文律があるのかも知れません。
ちょっと引っかかったのは、リタイアしたけれど帰ってきた設定のホークアイ。彼はキャプテン・アメリカ側に付き、犯罪者扱いになる事を知った上で、それも余計な事をして参戦し、逮捕されたらトニーに八つ当たりという、正直困惑するくらいのクズぶりを見せます。ブラック・ウィドウも大概やらかしてるけど、これはちょっと酷い展開じゃないでしょうか。

オススメ度は4−。あまり期待した程では無い出来栄えでした。ひとまず今後のシリーズについていくために追っておく程度で良いような気がします。

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