Lazy Bear

Categories

Archive

Site search

Feeds

Meta

三度目の殺人

勝ち目のない弁護を引き受けたくない弁護士の重盛だったが、ほぼ死刑で確定の強盗殺人犯の弁護を引き受ける事になってしまった。
被告人の三隅は残虐極まりない方法で殺人を犯しており、このまま裁判を行っても死刑は不可避という状況だった。重盛はせめて無期懲役にするべく三隅との面談を繰り返す内に、状況の不自然な事に気がつく。そして重盛は、三隅の犯行の動機そのものに疑問を持つようになっていった。


主演は福山雅治、役所広司。監督は是枝裕和。
リアルな法廷劇にこだわったらしい、サスペンス映画です。
福山雅治は相変わらず飄々とした演技も、決めるべきところではビシッと決め、感情を露わにするところも非常にうまかった。役所広司の役は、凶悪犯なのか優しいおじさんなのか精神的におかしいのか、それらが入り混じった得体の知れない人物ですが、やはりベテラン俳優だけあって見事にこなしていたように思います。
役者達の好演が光る中、ストーリー自体は何となく序盤に読めてしまうようなものでした。けれど、真相を明らかにしていくタイミングの良さや中弛みを感じさせない演技力もあって、かなりのめり込める出来でした。
ただし、本作の肝でもあるであろう部分に踏み込む終盤からラストにかけての展開は、案外嫌う人もいるように思います。ここを話せば完全にネタバレで、かと言ってここまで盛り上がったのに自分に合わないやり方をされて興醒めになるのもまた。どうせなら最後まで王道でも良かったように思います。

オススメ度は5−。非常に引き込みの強いサスペンス映画です。ただ終盤は人によって合う合わないがありそうです。

Write a comment