Lazy Bear

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2018年まとめ

2018年の総括です。
金曜日に映画を見る事が多いように思いました。金曜日にまさかのハシゴもあったり。徹夜明けに映画を見に行くのが辛くなってきたのかな?

良かった映画
スリー・ビルボード
振り上げた拳の振り下ろし先がテーマ。目的を見失い暴走していくクライマックスのカタルシスが本当に凄まじかった。

シェイプ・オブ・ウォーター
灰汁まみれの恋愛伝奇モノ。ジャンルとしてはかなりニッチ。そこを誤魔化しもナシで描ききった素晴らしい怪作。

レディ・プレイヤー1
版権キャラを使ったお祭り感の素晴らしいエンタメ。こういうスカッとする盛り上がりをする作品は案外少ない。

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷
ヘレン・ミレンの存在感も凄かったが、若干の意外性を入れた王道の脚本も見事だった。こんなに面白いホラーは久々。

散り椿
渋い王道時代劇。岡田准一がとにかく良かった。硬派な言動、殺意に溢れた独自の殺陣、クライマックスでの絶叫、本当に素晴らしかった。

カメラを止めるな!
一発アイデア物ではあるけれど、話題性だけではない面白さのある作品。前半と後半の印象が異なるこの構成は本当に面白い。

search/サーチ
変則的な手法を用いていながら、かなり本格的なサスペンス作品。序盤からああもしれっと犯人の手がかりを見せて疑わせない演出が実に見事。

良くなかった映画
GODZILLA 決戦機動増殖都市
GODZILLA 星を喰う者
アニゴジの2作目3作目。本当に1作目の熱さがピークで、後は完全に惰性。見る側が求めている要素を一切盛り込まないのは逆に斬新だけども。

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談
古き良きホラーかと思いきや、後半で一気に駄作へ落ちぶれていく展開が残念。こういうネタに逃げるのは良くない。

テルマ
察しろ的な描き方とぶっ飛んだ後半の展開のせいで置いてきぼり感が凄まじい。全体的に練りが甘いとしか思えない。

今年は王道モノの良作が多かったと思います。その一方でアイデア勝負の良作もあったのが驚き。
そしてホラーを特に多く観た。良いのも悪いのもあったけれど、この勢いはホラー界には良いものだと思う。

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