ポラロイド
バードはバイト先のアンティークショップでひょんな事からポラロイドカメラを入手する。カメラ好きの彼女にとってそれは垂涎の一品だったが、カメラで撮影した彼女の友人達が次々と急死する。その原因がまさにこのポラロイドカメラにあるのではとバードは疑い始める。
ポラロイドカメラにまつわるホラー映画。内容は本当にコテコテのホラーというか、割と古典的でかなり王道です。また死者の怨念という要素が非常に強く、かなりアジア的な雰囲気を感じました。色々とその辺りのホラー映画を参考にテイストを盛り込んだように思います。
ポラロイドカメラに撮られたら死ぬ、写真を攻撃すると被写体も同じ目に遭う、そういったシンプルな内容です。そしてカメラの起源に迫るサスペンス要素と、ホラー映画としては手堅い作りでした。またホラー部分は意外と血なまぐさい要素がありません。いわゆるどっきり要素はあるけれど、頻繁でもなければ全くの不意打ちという感じでもありません。こだわりなのか予算の都合なのかは微妙なところだけれど。
真相もちょっとだけ捻った割とシンプル目。それだけに王道の良さが引き立ちます。もっとも、派手さが無いだけに逆に物足りないと思う人はいるかも知れません。
オススメ度は4。かなりベタで王道でクラシックなホラー映画です。ちょっと怖いのが観たいな、という気分の時にはオススメの作品です。
Posted: 8 月 31st, 2019 under 2019, 映画.
Comments: none
Write a comment