Lazy Bear

Categories

Archive

Site search

Feeds

Meta

ドラゴン・キングダム

チャイナタウンに足しげく通い、カンフー映画を集める少年ジェイソン。
ある日彼は馴染みの店へ出かけた帰り、不良に絡まれ馴染みの店へ強盗へ押し入る事の手伝いをさせられてしまう。その時ジェイソンは、店の主人が家宝として大切にしていた如意棒を託され、それを持ったまま古代中国へタイムスリップしてしまう。


「ジャッキー・チェン」「ジェット・リー」という二大アクションスターが共演する話題作。
僕はどちらの俳優も好きでよく映画は見ています。ただ二人はそれぞれ個性があり、完全に俳優としての方向性が違うため、この共演は有り得ないと思っていました。それだけに、一体どういった内容になるのか非常に興味があって観に行きました。

主人公のジェイソンが如意棒を持ち主へ返す事がこの話の目的です。その道中、酒飲み学者のルー(ジャッキー)と寡黙な坊主(ジェット・リー)と会ってカンフーを習ったりするというのが大筋。ルーと僧侶の最初の対決アクションは本当に凄かったです。ジャッキーとジェット・リーの対決が観れるとは本当に思わなかった。勝負がつく所までやりあわないけれど、本当にこれだけを観に行っても価値があるレベルです。なんだかんだで二人とも、カンフーアクションは全然衰えてないのが凄い。ジャッキーの酔拳は往年の作品に比べアクが抜けていたのはちょっと残念だったけど、ジェット・リーの正統派カンフーに比べても遜色ありません。

おおよそ有り得ないアクションスターの組み合わせを実現させた映画でしたが、致命的な問題が一点。それは脚本。
この映画、脚本があまりに酷い。なんかもう大筋ばっかり重視して、途中途中の細かな展開や繋がりを一切無視。そのため、構図は非常に燃えるんだけれどそこに至るまでの展開が不自然という状況が本当に多過ぎます。
役者を輝かせるシーンというのは確かに大事です。でも、そこに至るまでの必然性を無視すると半減どころの騒ぎではありません。だから、本当に勿体無すぎる映画になってしまいました。もうちょっと丁寧に展開を考えていれば。そればかりが悔やまれる内容です。

そういえば、主人公は本当にこの映画では空気。脚本の書き方によっては居なくても成立するレベルです。ここら辺、もうちょっと設定生かした脚本にすればいいのにと思ってならなかったです。

オススメ度は3+。とにかく二大アクションスターの対決は、好きな人には本当にたまらない映像だと思います。絶対にスクリーンに釘付けになるレベルです。
ただし脚本は本当に酷いので、ジャッキーとジェット・リーのアクションを見るためだけの映画と割り切る必要があります。

Write a comment