Lazy Bear

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ソニック・ザ・ムービー

生まれつき驚異的な速度で走ることが出来るソニックは、育ての親のフクロウととある島で暮らしていた。しかしソニックの力に目をつけた何者かに追われ地球へと逃げ出す。
それから数年、一人孤独に暮らしていたソニックだったが、町で起こした事故をきっかけにその存在がアメリカに知られる事になる。政府は事件の捜査を天才科学者のドクター・ロボトニックに依頼する。


世界的にも有名なセガのアクションゲーム、ソニック・ザ・ヘッジホッグを原作にした映画です。公開前のソニックのデザインの不気味さが話題にもなりましたが、修正後のソニックは原作の印象に近い違和感のないものに仕上がっていました。
僕はソニックは子供の頃に友達の家で遊んだことがある程度で、ソニックとエッグマンが敵対しているぐらいの知識です。
ストーリーは特に原作を知らなくとも良いくらい単純明快なものでした。ソニックのスピード感満載かつ軽快なトークが秀逸ですが、エッグマン演ずるジム・キャリーの怪演ぶりも見どころです。
ソニックのゲーム性でどう映画の対決要素を演出するかと思ったら、割と妥当な落とし込みをしていたと思います。超スピードでの戦闘を表現するならあまり選択肢もないか。また、ソニックもエッグマンも原作からちょっとデザインを変えているのかなと思っていたら、最終的に原作に寄せた姿になるという展開も個人的には好きでした。
アクション映画としてあまり冒険している感じはないものの、ソニックらしさの拡大解釈の上手さとジム・キャリーのとにかくアクの強い演技が良い感じにハマっていたように思いました。
スタッフロールのダイジェスト、そしてその後の続編を匂わすシーンまであり、総合的な満足度は高いです。

オススメ度は4+。ファンムービーな印象は強いですが、そんなにソニックを知らなくても十分楽しめる内容だと思います。

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