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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵

アパルトヘイト政策に反対しテロ活動を行っていたティムとスティーブンは、逮捕されプレトリア刑務所へ収監される。二人はめげずに脱獄を計画するが、その手段は木で作った鍵で外に通じるまでの全ての扉を開けるという前代未聞の手段だった。


主演はダニエル・ラドクリフ。本作は1978年の南アフリカで実際に起こった出来事が題材になっています。
脱獄の手段としてはかなり原始的だけれど、だからこそ欺ける、心理の盲点をつくような脱獄方法です。鍵作りもとにかくトライアンドエラーの連続。幸いにも周囲は敵対はしないため、鍵作りに集中できる環境です。看守達も目ざとく、ほんのわずかな異変にも気づくためなかなか気は抜けません。
実話だからという面もあるのだろうけれど、本当に王道でシンプルかつ最低限の内容の脱獄映画でした。策謀も急展開もありません。ただただとにかく苦労してどうにか脱獄に成功したという感じです。変に脚色する必要も無いけれど、あまりに単調すぎるようにも思えます。もう少し緊張感を煽るような演出もあっても良かったのかなと感じました。

オススメ度は3+。脱獄映画にしては今ひとつ緊張感が足りないような気がします。幾ら実話ベースだからといって事実関係だけを単に映像化してもなあと。

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