Lazy Bear

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弾突 DANTOTSU

汚職事件の引責で退職した、元刑事のマット。その後、酒とギャンブルに没頭する自堕落な生活を続けていたマットだったが、幾ら莫大な借金を作ろうとも何者かがそれを知らぬ間に肩代わりしていることに気が付く。そんなマットの元に、ある日ブルーと名乗る謎の人物が現れる。

スティーヴン・セガール主演のクライムアクション映画。
セガールの映画ってことで、こちらとしても期待している点は一つしかありません。本作もそんな心理を基準にして撮られたかのような内容で、まあストーリーのつぶさな粗探しは、むしろ野暮のように思えるレベルです。

強い武器ほど向けた時のダメージが凄まじい、の法則をそのままに、セガール演ずるマットが社会悪を次々にナニしていくそれだけの映画。結局黒幕は誰だとか、あのメッセンジャーは誰だったとか、そういう細かい所は気にする意味も無い感じです。
ただ、ストーリーの内容が重苦しさが強く感じるため、あまりこれまでのようなアクションの爽快さは少ない気がしました。セガールももっと別な毛色の映画を撮りたいって意図もあるかもしれないけれど、それはそれで伝わり難いのか。銃で撃たれても大丈夫的な超人キャラを確立してしまった故の弊害かもしれません。セガール自体は決して悪い俳優ではないのだけれど。イメージがあまりに強く凝り固まり過ぎてしまった。

オススメ度は3。とりあえずファン向けの無難な映画という感じです。
もうちょっと派手なアクションが欲しかったかなあと個人的に思いました。

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